日誌令和2年3月3日　「将来を見据えた増改築リフォーム」

令和2年3月3日

「将来を見据えた増改築リフォーム」

昨年よりご相談を受けておりました物件でございます。

１５年ほど前に建築された住宅が、子供達も大きくなり何かと手狭になってきた事や、
収納スペースに限りがあった事などにより、どのご家庭でもお見受けする「物があふれかえってくる状態」
がこのご家庭にも同じく発生しておりました。

丁度同時に車庫の設置もご検討されておられました事もあり、考えて考え抜いた結果、
「将来的に二世帯住宅にも変換できる増改築」をご提案させて頂きました。

↓ これがご提案初期段階の間取り図です。

①大型のＲＶ・ワンボックスカーが二台駐車でき、幅６ｍの電動シャッターを設置。子供達の自転車なども駐輪。

②既存の台所横に食品雑品庫・玄関横に玄関用収納室を設置。共に外部用方引き戸から車庫へ出入り出来ます。

③キッチン・ダイニングの空間に間仕切り壁を設置し、その部分に多用途の収納部分を設けます。
　壁には開口とカウンターテーブルがあり、配膳や後片付けに利便性を持たせています。

④洗面脱衣室に隣接している和室を、ランドリー兼ウオークイン・クローゼット室にリフォーム。
　湿度コントロールや乾燥システムにより、シケない・カビの発生しない保管場所を造り、
　衣類や布団類を全てこの部屋にまとめてしまいます。

このリフォームにより、1階部分に居室が無くなってしまうのですが、将来的老後・又は大人になった子達と同居
する場合を想定して、下のような内部の変換もご提案しております。