令和元年 10月17日

「 ヤマブキ・工務店の外壁塗装をご紹介いたします 」

新築時には美しかった外壁も 10年を越した頃から劣化が始まり、
気付くとあちこちで 黒カビ くすみ ほころび 亀裂  コーキングの剥がれやスキマ
といった症状が出てきます。

過去から現在の新築住宅の大半には ほぼ 何かしらの窯業系サイディングかモルタル施行がなされております。

窯業サイディングというのは セメントに繊維質を混ぜて作られた製品で、
デザインが豊富 耐震性・防火性能がある 等を謳われて おそらく大半の住宅に使用されておりますが、
基本 素材がコンクリートなので 表面の塗装が経年劣化で薄くなっていくと 素材そのものに水が浸透していく事に
なり、カビが生えたり 凍結によって継ぎ目が壊れたりして 外壁がどんどん破壊されていくわけです。

 

ここで余談ですが、屋根をスレートで葺かれている場合は 外壁の比ではないほど更に劣化が進みます。
他の住宅で 屋根の色が白茶けてハゲハゲになっている建物をご覧になったことがありませんか。

スレートは 厚さ5㎜程度のセメントに繊維質を混ぜて作られた製品で 塗装面で風雨をしのいでいます。
当時のスレートに使われている塗料も耐久年数は低く 雨水の浸食を余儀なくされ、
それでも何もせず放っておくと 再塗装すら出来なくなり、張り替えやカバー工法しか道が無くなります。
特に 平成18年以前の物は ほぼ必ずアスベスト素材のスレートが使われており、撤去等に莫大な費用が掛かります。

 

更にもうひとつ 忘れてはならない物が 壁と壁 窓周りなどに施されているシーリング材(コーキング)です。

変成シリコンという 塗装可能なシーリングですが、一般的にほぼ大半の住宅に施されるシーリング材の
耐久年数は7年から10年。 早い場合は5年後頃から硬化・痩せ・剥離・破断が始まります。

いくら耐久年数の高い塗料を外壁に使っても、シーリングに一般品を使われたら 意味の無い話しです。

 

やっと 本題に入るわけですが、
弊社の塗装への概念は 「 お客様の 外壁塗装に対する生涯トータル出費の金額を限りなく少なくする事 」です。

ここで 下記の図をご覧になって下さい。

 

外壁の塗料に アクリルやウレタンを使われる事は ほぼ無くなりました。

今 再塗装で最も使われているのは シリコン系で、下地シーラー塗り+本塗装2回 という3回塗りが主流です。

しかし それでもやはり10年~15年後には また 再塗装の必要が生まれ、また高額な出費を余儀なくされます。

 

ただでさえ 家族や諸々にお金が必要となる頃に こういう出費が繰り返されるのは大変です。

よって 弊社の塗装への概念は 「 お客様の 外壁塗装に対する生涯トータル出費の金額を限りなく少なくする事 」
に重点を置いております。

 

ヤマブキ・工務店は基本的に以下の材料をお勧めし施工致しております。

外壁には最高耐用年数 24年~26年という 超耐久・超耐候のフッ素塗料を使用←クリック

シーリング材は 30年という高耐久のオートンイクシードを使用←クリック

スレート屋根の塗装には 遮熱効果も高く 最高耐用年数20年という塗料を使用←クリック

更に 必ず使用している塗料を お見せして施行・本塗装の1回塗りが必ず乾燥してから仕上げ塗りを塗装 を
徹底しております。

 

これらの製品を外壁塗装に使った場合 一般住宅の規模で比べると、シリコン塗装での費用より 約25万円ほど
材料費は高くなるのですが、
A今回シリコン塗装で15年先に再塗装で出費 と B今回フッ素塗料で25年先に再塗装 のサイクルを考えた場合、
どちらが生涯トータルとして出費を抑えられるでしょうか という考え方です。

 

弊社で作る新築住宅の外壁には ほぼ100% 金属サイディングを用いております。
ガルバリウム鋼板という素材が 軽く・割れなく・ 素材そのものが高耐久であり、将来塗装面が劣化して再塗装の
必要が生まれた時に 予算が捻出出来なかったとしても 悪い言い方ですが ちょっと放っておける為でもあります。

前回に日誌に綴りましたが、これは店主が過去にハウスメーカーでマイホームを建てた以降に、外壁再塗装で
痛感した経験によるものです。

 

外壁塗装について 真剣にお考えのお客様がおられましたら、
本当にお気軽にヤマブキ・工務店までご連絡下さいませ。 こころより お待ち申し上げております。

 

「 有名ハウスメーカー住宅の外壁再塗装の日誌 」に続く ←クリック

 

以下 ご参考日誌

①「 外壁塗装 をご検討の皆様に向けて 」←クリック

 

段階的に見る外壁の劣化症状

①塗装膜の劣化…ツヤが無くなる・変色する・白茶ける
  太陽光の紫外線が塗料の成分である樹脂や顔料を劣化させる事によります

 

②チョーキング現象…表面の樹脂成分が無くなり 顔料が劣化し粉状になる
   指先で外壁をなでると 白い粉が手につく状態です

 

③黒カビ・コケの繁殖など…塗装膜が無くなるとコンクリであるサイディングに水が浸透し
    カビやコケ・大気汚染物質などが固着していきます

 

④ひび割れ(クラック)…この段階はステージ4といえ、内部構造への雨水浸食となります

  A 外壁自体のひび割れ… 厳冬期に入り込んだ水分が凍結膨張しひび割れを起こしたり、
      機能を失ったサイディング自体が風圧や振動等によりひび割れたりしていきます。

  B 目地コーキングのひび割れ・はがれ…劣化により収縮などを起こし
      外壁の継ぎ目にスキマを発生させます

 

⑤外壁のはがれ・膨張断裂…外壁のパテや場合によって部分交換となります。