災害対策を考えた家造り・リフォーム

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令和元年 日本列島は幾つもの自然災害に見舞われました。

特に台風15号から始まり、
そして19号に続き千葉や長野を襲った豪雨では
全国で 人的被害585人(死者98人、行方不明3人、重傷40人、軽傷444人) 現在までの暫定値
    住家被害13万5636棟(全壊2902棟、半壊2万616棟 一部破損68909棟、床上浸水1万7581棟、床下浸水2万5628棟)暫定値
という甚大な被害をもたらしました。

もし これらの台風が近畿地方を、私たちの住む滋賀・湖北を襲っていたら どうなっていたのでしょうか。

最近 台風の通り道が 以前よりも変わってきたな。。
降雪地域が少し 北へずれてきたな。。
とは 建築業者間や仲間内で よく話してきました。
「 もしかしたら 日本は 温帯ではなく フィリピン インドネシアのような亜熱帯になるのかもね。。」とか。

昨年 山東を襲った竜巻にも驚かされました。今までに経験したことが無かった惨事でしたから。

やはり これからの住宅は 地震はもとより、変わりつつある日本の気象状況に堪える仕様としなければなりません。

「 風水害に強い家 」である事です。

外壁や屋根材の接合強度を更に高める事は勿論必要です。

そして更にヤマブキ・工務店がこれからの新築住宅に導入していこうとするのは、
①河川の氾濫での 床上浸水を 可能な限りくいとめる方法 ←基礎高さの上昇
②少しくらい床上浸水しても 電気を使える仕組み ←電気配線の改良
③停電しても この家には電気をともす方法 ←蓄電システムやソーラー発電(100%自給自足の電気)
④断水しても この家には水が出る方法 ←貯水システム
などです。

電気を送り返せる自動車も 水没してしまっては意味がありません。やはり家自体に各機能を持たせることが必要です。

もし大災害が発生し 一旦避難所に入らなければならなくなったとしても、
自分の家に 電気が灯いて 飲用水が出るならば やはり 家には戻りたい。
それを叶える家造りを これからは ご提案に含めていきたいと考えております。

↓国土交通省 浸水の予防・人命を守る家づくりより引用
水害から自宅を守ることを考える際には、急激に被害内容が増加する「床上浸水」の防止に
焦点を合わせることが重要なポイントとなる。
過去の水害に関する情報や行政機関が提供している自宅周辺の水害の可能性に関する情報などをもとに、
床を高くしたり、ピロティー構造にすることによって、水害時の被害軽減が可能となる。

 

↓ 蓄電システムと貯水システム