令和元年 10月
「 外壁塗装 をご検討の皆様に向けて 」
最近 リフォームを頂きましたお客様と 住宅について色々と話しをしておりました際、
外壁の塗装の話しになり、外壁の材質・塗料の種類・耐久性のある塗料 等々をご説明しました。
そんなつもりは 更々無かったのですが そのお客様は そのあと大層に落胆され、その理由をたずねますと
「2年前に 何の知識も無いままに ただ訪問してきた塗装屋さんのノリに釣られて外壁塗装をしてしまった 」との事。
今週までに契約を貰えたら 足場の費用を全て負担する
塗料は 特別に 最新の耐久性の高い塗料にする
と 言われたようです。
その時の見積もり書を持ってこられ 「 誰に頼んだらよいか解らなかったんよ 」と申されました。
おそらく 私が建築業者で無かったら 全く同じように自宅の塗装を 訪問販売かチラシの業者に頼んでいたと思います。
塗装ほど 中身の解らない業種はない と言われるのも うなずけます。
何かを替えて 省こうなら省ける 安くしようなら出来る そういう事をやれる業者もあると聞きます。
酷い粗悪材で無い限り、仕上がりに 一般のかたが見て解る違いが解りにくいのが外壁塗装なんですね。
過去に記事にしたのですが、私は建築業に携わる前に 有名なハウスメーカーで自宅を建てました。
8年ほど経過した頃から 外壁にツヤが無くなりだし、濃色だった色はくすんで白茶けてきました。
10年ほど経った頃に ハウスメーカーからメンテナンスが来て、このままでは外壁が駄目になるからと
塗装の見積もりを提示してきました。
保証期間の事をたずねると、外壁の保証期間は既に切れている と言われ 私は腹が立ちました。
「 それならば 何故 保証期間が切れる前に 点検に来てくれ無かったのか 」と。。
今回 塗装工事を承りました別件のお客様の工事記録も日誌に載せるつもりでおりますが、
そのお客様の建物は 超が付く有名なハウスメーカーの注文住宅で 坪単価も90万近くする建物です。
しかし、築10年を過ぎた頃から 外壁がかなり劣化・破損してきたようです。
保証について お客様が問い合わされた所、「内部に雨が浸食された場合は保証となる 」との返答。
諸々あって ヤマブキにご依頼頂きましたのですが、それはまた日誌にて記載させて頂きます。
家を建てるとき どのような部材を使えば後々のメンテナンスを省いたり伸ばしたり出来る
家を建てたあと どのくらいの周期で こういう部分の補修が必要になってくる
とかを 私たち建築業者は あらかじめ 施主に説明しておくことが大事なのではないでしょうか。
塗装に関し 日誌として結構なボリュームになってしまうので、
以降
①弊社の外壁塗装について
②外壁の劣化のようす
③
という流れで 載せていきたいと考えております。