令和8年4月の記録
「母屋と新築の新屋を アルミ製の渡り廊下でつなぐ特殊工事」
今回のお施主様でおられる お父様のご世帯家屋の隣に 息子様の新築家屋が並んでおり、
合同の夕食や団らんの際には もちろん玄関から玄関での行き来をなされてきましたが、
もっと簡単に ( 天候や夜間の煩わしさも解消すべく )家と家を渡り廊下でつなぐ方法を希望され
コスト・工期 さまざまな条件を考慮した結果、アルミの製品部材を用いたハンドメイド加工での
渡り廊下をご提案・施工させていただきました。
製品の基本は 掃き出し窓がある外壁に よく取り付ける テラス囲い (物干しテラス)なのですが、
それを今回は 建物と建物を繋ぐ廊下のように取り付けるわけです。
建物同士が平行でないことや、本来では建物の外壁側に取り付けるだけの部分にも アルミの壁材料
を用いる事になり、メーカーでは もちろん対応しきれない事になるわけです。
つまり、こういう特殊な施工を受けられて、部材の拾い出しが出来る 業者が必要になるわけです。
1. 渡り廊下を設置するにあたり、最も簡単で無理のない施工をするためには、
①母屋のトイレを解体し、そこを渡り廊下の出入り口とする
②トイレは必用なので トイレに隣接していた外部用の物置小屋との壁面を貫通し
そこに新しいトイレを設けるという方法を用いました。
しかも 建物同士が平行でない・出入り口となる各家屋の場所は 微妙にずれている・床の高さが
微妙に違う 等々、かなり難しい工事です。
2.以下が 着工前の既存状態です。
↓ 母屋側の既存トイレと外観。ここを解体し 出入り口の廊下としますす。
↓ トイレに隣接している 外部物置。 壁を抜いて ここに新規トイレを作ります。
↓ 息子様の新築側の部分 この掃き出し窓が 渡り廊下の接続部分となります。
↓ 解体途中 と 施工途中 既存トイレだった壁面を一部抜いて 物置側へ貫通しました。
3. ↓ まずトイレと廊下を完成させました。トイレは来客用で 必要最小限で収めてあります。
奥の勝手口ドアが渡り廊下の出入り口となります。
↓ テラス部材を用いた 渡り廊下の施工開始です。
↓ブラックのポリーカーボネイト 車庫用を用いています。
渡り廊下 完成後の内部からの景観。
道路側の壁面は遮蔽し 採風勝手口ドアとランマ・反対側は掃き出しサッシとなっています。
床は人工木のウッドデッキです。
↓ 温風乾燥機のリモコン部分 夏場は空気循環にも使います