平成27年9月24日
「 スズメバチの巣 駆除作業 」
顔戸のお客様から昨日、「うちの庭木にスズメバチの巣が出来て困っているので駆除をお願いしたい」と
お電話頂き、本日朝一番から現場確認も兼ねてお伺い致しました。
建築工事の際に、シロアリや蜂の巣の駆除が伴うケースもありますので、ヤマブキでは対策用品も完備しており、
蜂の巣の場合は弊社で対応しきれない場合を除き、出来る限りお客様のお役に立てるよう努めております。
家屋の軒下・天井裏・朽ちた木材の中・土の中 等々 さまざまなケースがありますが、
今回は ご自宅の庭に植えられた垂柳(すいりゅう)の内部 (樹洞)に蜂の巣が作られた状況でありました。
垂柳はヒバ科の樹木で、柔らかく内部の浸食が多い樹木であり、幹が割れたり 枝が落ちた節から内部に穴が
あいて空洞化となり、そこを更に蜂が浸食し 蜂の巣が出来てしまったというパターンとなります。
顔戸は日撫神社のある日撫山のふもとで、山林に近い事により、蜂の巣の発生も多いようです。
丁度2年前に 日撫神社様の拝殿脇の朽ち木と土中にあった オオスズメバチの巣、広林寺様の庭の大きな垂柳の二カ所に
作られたキイロスズメバチの特大の巣の駆除を承りました。(日撫神社のオオスズメバチは体長5㎝ほどありました。)
土中の巣を駆除する場合、全てを掘り起こす作業をしているテレビ番組を多く見ますが、ヤマブキにはそこまで
出来るほどにはノウハウは無いため、土中に薬剤を深く注入し 内部の蜂と巣を丸ごと死滅させる方法を実施させて
頂きました。
今回の 垂柳の内部の巣も 垂柳自体を撤去出来ないため、巣穴に専用の薬剤を注入し、駆除する方法をとりました。
これが 垂柳に出来たキイロスズメバチの巣穴です。(蜂の種別は、多分。。。という程度にご理解下さい)
で。。。施工となる訳ですが、今回は規模も小さく店主ひとりで施工致しましたので、施工途中の写真を撮影する事が
出来ませんでした。
防護服を着て 巣穴に下の写真の散布機器(大きい方)のノズルを差し込み 薬剤を注入するのですが、
スズメバチも飛び回る中で、防護服ごしにカメラを据える事が出来ませんでした。
ホームページ泣かせの結果となり 本当に申し訳ございません。
また 今後 駆除の模様を撮影する事が出来ましたら ホームページに掲載させて頂くつもりです。
結局 内部には 薬剤が8リッターほど入りました。
それだけ内部の巣穴が大きいということか、このまま幹を突き抜けて土中まで巣が広がっているのかは不明ですが、
注入後、巣穴から出てきたスズメバチが すぐ落ちて死にましたので、巣穴ごとの死滅は確実であるだろうと思います。
最後、戻り蜂の駆除を施し、目視にて施工出来る範囲の 樹木に開いた穴と割れ目に 樹脂モルタルを詰めて
今回の駆除作業を終了させて頂きました。