ヤマブキ・工務店の姿勢
長い文章なので 何卒お許し下さいませ。
店主が建築の世界に身を置かせて頂きましたのは 平成11年からでございます。
それまでは 全く異業種の営業職場で管理職を致しており、
その時代に某有名なメーカーでマイホームを建てております。
おそらく皆さんと同じように
「ビッグネームで家を建てるなら間違いない!」と考え、
営業さんの言われるまま、 それが私の住宅として絶対に良い仕様なのだろうと思い、
マイホームを取得致しました。
取得後、数年住んだ感想としては
私のマイホームは 満足のいく使い勝手・長持ちする建築材料・
充分な収納容積であったか と言えば決してそうではありませんでした。
もちろん私の「住宅に対する知識・業者に対しての要望」にも
無知すぎる部分が多かったのは事実でしたが。。
水廻り設備の使い勝手・
収納場所の少なさ・
床材の耐久性・
建具の仕様・
外壁材の防音や塗装の耐久性・などなど。。
住みだしてから解る不都合を幾つも感じる事となりました。
既述の通り、私は住宅に関して無知であり、また業者を信じておりましたので、
その他 どこをどう変えられるのか・何をどうすれば更に快適になるのか など
理解しておらず、変更点は自ら屋根を瓦に変えただけです。
これは私の出した予算だから当たり前の事で、致し方ない事なのでしょう。
でも、私が何に対して不満を持ったかは、そのような逆恨み的な事ではなく、
業者から 何のアドバイスも無かった事に対し、不満を感じたわけでした。
「これだけの追加費用になりますが こんな設備が便利ですよ 」
「将来のメンテナンス出費を考えると 今回こうしておくべきですよ」
「台所には 別に収納庫や収納部屋でもあれば 将来必ず満足ですよ」
「外壁材は今後必ず塗装のメンテナンスが必要になるものなのですよ」
そういった提言は全くありませんでした。
そういうアドバイス・情報の紹介を あの時に欲しかったわけです。
一生に一度きりであるだろう マイホーム取得と住宅ローンです。
失敗したくないし、後々も後悔などしたく無いのが当たり前ですよね。
何も知らないで取得した住宅と、助言を聞いた末に決断した住宅では、
結果同じ物になったとしても、施主の納得度が違うのではないでしょうか。
私自身、あれこれと提案をして頂けたら
少しくらいの追加の捻出なんて 何とかしたのになあ。。。 と 、
後になって かなりヘコみました。
あとから考えると、担当の営業さんは大卒2年目の若手。
監督さんは建築専門学校卒の若い監督さん。
家を建てた事の無いかたから 提案してもらい、現場監理をして頂いたわけで、
「 僕は 家を建てたのではなく、車と同じように 家を 買った んだな 。」
実際そう思えました。
「なぜ提案できないか 」
「自分の家に取り付けられた設備が なぜこれなのか」
などは この仕事をやりだして すぐ解りました。
家を建てたのが 今から17年前なので、
あの当時とは違い 昨今のメーカーは、現代のニーズに広範囲で応じられるように
なっていますし、私のような思いを現時代にされる事は まず無いでしょう。
しかし 私は あのとき こう思ってしまいました。
「建築という世界が これほど 施主を第一に考えていない世界なら、
自分のほうが もっと良い提案が出来るはずだ 」と。。
それが 店主が建築業界に身を置かせて頂いた起点でございます。
元々 広告代理店の下請けなどを経験しており、提案畑で長く生きてまいりましたので、
家族の反対を押し切り 会社を辞め、 速攻で建設業の会社に身を移しました。
知り合いの大工に造作を学びながら、
営業・提案・設計・見積もり・現場管理・集金・以降のメンテナンスという
全業務を一人でやらなければなりませんでしたが、それが私には結果良かったのでした。
それが近江町の 新庄・箕浦 に下水道が開始された頃になります。
その後 平成15年の春に独立させて頂き、
平成24年の春に顔戸南に事務所を借りて現在に至っておりますが、
いつまでも向上心を忘れずに、「 お施主様の家は自分の家だ 」と思い、
お施主様のご要望・ご都合などに応じた最善の提案・施工を続けてまいります。
※ ちなみに余談ですが、ヤマブキの屋号は 「 山東 伊吹 」の略です。
近江~ オウミ~ という業者が多いので、あえて住まいの山東側から名付けた次第です。
ヤマブキ・工務店 の「・」は単に良い画数の屋号になるためにと考えて付けました。
(つのだ☆ひろ や 藤岡弘、みたいな事でございます。)
まずはお気軽に お電話下さいませ。
近江町営業所 0749-52-8864 (基本無休 8:30~21:00)
※当社は、お客様ご本人からの自己情報の開示、訂正、削除等のお求めがあった場合は、確実に応じます。